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年次有給休暇の買取りを要求されたのですが・・・

 

結論から言いますと、年次有給休暇を買取る義務はありません。

年次有給休暇の買取りは、原則的に労働基準法第39条違反となります。

 

ただし、以下の要件を満たしている場合には認められます。

 

1.在職中

有給休暇の法定日数(労働基準法で定められている最低限の付与日数)を上回って付与している場合で、その超えた日数分については労使間での取り決めにより取扱って差し支えありません。(S23.3.31基発513号、S23.10.15基収3650号)

 

2.退職時

退職時においての年次有給休暇は、退職日までに取得が可能であり、事業主による退職日を超える時季変更は許されません。休暇を消化するのが退職日以降になってしまう場合は、退職日まで有効とし、他は無効となります。

前述したように法律で付与されるべき分を超える休暇に相当する分の買取り、あるいは、有給休暇の残日数に応じた買取りを事後に行うことは可能です。

弁護士法人法律事務所オーセンス

 

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