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夜逃げの処理について

 

賃借人が所在不明となり、賃借人と連絡が取れない場合に、貸主は、借主に無断で残置動産を処分できるかという問題です。

この問題に関し、次のような判例があります。

 

①    賃貸人が賃借人所有の動産を搬出して廃棄したことは違法であるとして賃借人から賃貸人に対する慰謝料請求が認められた事例(大阪高裁昭和62・10・22)
②    建物賃貸借契約書に自力救済条項があっても、賃借人の所有物(家財)を廃棄したことは違法であるとした事例(浦和地裁平成6・4・22)

 

このように、賃貸人による賃借人の所有物の処分は、自力救済として極めて例外的に許容されるに過ぎないというのが大勢のようです。

 

 

2007年1月現在

弁護士法人法律事務所オーセンス

 

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